こんにちは。株式会社YJK不動産の髙橋です。

不動産の売却を考えるきっかけは、人それぞれです。
「子どもが独立したから」「相続したけど使っていない」「転勤が決まった」など、
どれもよくある理由ですが、実は――
“なぜ売りたいのか”をしっかり整理しておくことが、後悔しない売却への第一歩になります。

◆ 「なんとなく」売る前に考えたいこと

ご相談を受けていると、
「今のうちに売ったほうがいいかなと思って…」というお声をよく聞きます。
もちろん、その直感が正しいこともあります。
ただ、“なんとなく”のまま進めてしまうと、
途中で「やっぱり手放さなくてもよかったかも…」と感じる方も少なくありません。

たとえば、

  • 生活費を軽くしたい → 売却後の住まいのコストも含めて考える
  • 管理が大変 → 賃貸や管理委託という選択肢もある
  • 相続した → 他の相続人との話し合いが先かもしれない

といった具合に、目的を整理しておくことで、
“売る”以外の選択肢も見えてくることがあります。

◆ 「いつ・どんな形で」手放すかも大事

同じ“売却”でも、
すぐに現金化したいのか、時間をかけて少しでも高く売りたいのかで、
進め方は大きく変わります。

・「今すぐ売りたい」なら、価格よりもスピード重視の販売戦略。
・「良い条件で売りたい」なら、相場を見ながら時間をかける方法。

この方向性を最初に決めておくことで、後々の判断がスムーズになります。

◆ 「感情」と「現実」のバランスを

長年住んだ家、親御さんが残した家などには、
思い出や感情がたくさん詰まっています。
「寂しい」「もったいない」という気持ちも、当然のことです。

だからこそ、焦らず冷静に考えていただきたいと思います。
感情を大切にしながら、現実的な選択をしていく――
そのサポートをするのが、私たち不動産会社の役割です。

◆ まとめ:目的が決まれば、方向が見える

「なぜ売りたいのか」
「いつまでにどうしたいのか」
この2つを整理するだけで、売却の方向性がはっきりしてきます。

不動産の売却は、人生の中でも大きな決断です。
まずは、“本当の理由”を自分自身で確認するところから始めてみてください。

売却のご相談やご質問は、
お気軽に 株式会社YJK不動産 までどうぞ。